可動ステージについての情報
可動ステージの基礎知識と
選定ポイント
選定ポイント
主な3タイプの紹介
01
壁面収納ステージ
壁に収納するタイプ
床のバリアフリーが確保でき、収納スペースが小さいことがメリットです。収納方法も様々で、各種の特徴は以下のとおりです。

収納方法
01.折りたたみ式

収納時にステージが折りたたまれるため、天井高さが低い場所でも設置可能です。折りたたみ方法も2種類あり、中型から大型まで幅広いサイズに対応できます。
02.スライディング式

折りたたまず収納するため、ステージとして一体感があり外観がスッキリしています。天井高さが低い場所での設置は難しくなるため、小型なサイズ向きです。
03.ハネアゲ式

収納時、ステージの裏面を周辺壁の意匠に合わせることができます。手動タイプとなりますが、バネによる補助装置で簡単に展開や収納ができます。最大サイズ7m×2.7mまで対応可能で収納奥行は最小、小型なサイズ向きです。
02
昇降ステージ
床下に収納するタイプ
ステージ高さが変更可能、ステージ下に台車を収納できるなどがメリットですが、利用者からは以下のような不満の声もあります。

利用者の声
- ・床との段差が大きくて全然バリアフリーにならない
- ・怖くて運動などが出来ない
- ・溝からものが落ちたり、こどもがものを入れてしまう
- ・溝に指を挟んでケガをする
- ・ステージ部分が揺れる
- ・床の下に収納場所が必要
隙間や溝、段差があり危険
その他、イニシャルコストが高い、施設の管理者からはバリアフリーの観点からすると大変危険との意見もあり、近年では導入施設が大きく減っています。
03
ポータブルステージ
倉庫に収納し、使用時は持ち運んで並べて使用するタイプ
設置場所やレイアウトを自由に変更することが可能、導入時のイニシャルコストが安いことなどがメリットですが、利用者からは以下のような不満の声もあります。

利用者の声
- ・ステージ間に段差や隙間があって危険
- ・持ってきて並べるのが大変、腰を痛める
- ・設置に人がたくさん集まる必要がある
- ・片付けるのも時間が掛かる
- ・操作でケガをしそう
- ・倉庫が必要だから無駄なスペースが大きい
設置や片付けが大変
その他、設置する人件費を考慮すると思ったよりもランニングコストが高いなどの問題もあります。また、設置が大変なため結局あまり使用しなくなるといったことも起きており、実際に準備しているスタッフの方からは、他のタイプの可動ステージに変更したいとの要望を多く聞きます。
